心と体の声をきく

先日、お腹の調子がイマイチだったので、
しばらく、食事を控えていました。

体の中のものがすべて出切った感じ。
時間だから、今日はこれ食べてないから。。。等、
頭で考えるのはやめて、今これ、必要かな?
それを食べたときの体の変化をイメージして、
心と体が元気になるものを、元気になる量だけ食べるようにしていました。

すると、体の中はすっきりしたものの、力が出ない。
もう我の力もでない、という感じ(^^;
できるだけ無駄な動きをなくし、
効率のよい体の使い方を、体が勝手に探して使っているのが分かる。

そして、
体だけじゃなく、無駄なことに意識も使いたくなくなる。
今までつい気をとられてしまいがちなことも、どうでもよく思えてくる。
本当に必要なことだけやろう、という気になる。

自分が普段、どこにどんなエネルギーを使っていたのか、良くわかる。


エゴに餌をやらなければ、エゴの力は弱まっていく。
我の力が出なくなれば、何かするためには、嫌でも(笑)お腹の力をつかわなくちゃならない。

普段、稽古で、「腕力使わないで、お腹の力で」って言われても
なかなか腕力が抜けなかったりする。
でも、使う腕力が無くなってしまえば、
お腹の力を使うことを、心も体もちゃんと知っているんだ
ということを、身をもって感じました。


今までのやり方を一気に全部やめるってなかなかできない。
自分がなくなってしまうような、不安で怖い。

でも、本当はそんな心配ないんだよ。
ちゃんと心も体も知ってるんだよ。
そんなメッセージをもらったような気がします。

その心と体の感覚、大事にしていこうと思います。


きんとうん