ある人からA子さんのことを尋ねられました。
その場にいたB子さんがA子さんがどんな人か話していたのですが、
なんだかA子さんのイメージがマイナスになりそうな内容に聞こえました。
日ごろ、B子さんは、A子さんが成功するよう助けてあげたいと話しているのを聞いていたので、
「なんでそんなこというんだろう?」
と疑問に思いました。
「そういう言い方しなくてもいいんじゃない?」
「日ごろ助けたいって言ってるけど、本当はそう思ってないんじゃない?」
そんな言葉が浮かんだ瞬間、
ハッとしました。
A子さんのことを応援したいと思っていたのは自分も同じ。
そして、その場に居合わせた自分。
私がA子さんのイメージがアップするような紹介をすることも出来たはず。
でも、私がとった選択は
A子さんを応援することでも、
B子さんを助けることでもなく
うまくいかないことをB子さんのせいにしようとしていたのです。
***
B子さんも自分も
実際に、A子さんの幸せを想ってはいたし、
だからこそ、そうやってA子さんの役に立てるチャンスが目の前に現れたのだと想います。
そのとき、そうやって顕れたチャンスを逃して終わりにしてしまうと、何も変わりません。
きっとまたやってきたチャンスも、同じようにスルーしてしまうでしょう。
でも、そこで、
「成功すること、誰かの役に立つことを望んでいたというのは、自分の思い込みなのだ」、
「本当に自分がA子さんの幸せを望んでいなかったのだ」と認めることができると
その失敗はチャンスに変わります。
そして、望めない自分を癒し、
望みを変えることができると初めて、その出来事は恩恵に、恩恵を受け取れたことになります。
そうやって目の前の出来事一つ一つが教えてくれているものを大切にしていくと
自分の周りには恩恵があふれている
こんなにも与えられている
愛されている
ということが実感できてきて
今まで欲しがってばかりいた自分がうそのように
感謝と祝福が湧いてきます。
今まで逃してきたチャンス、受け取らずにいた恩恵を
今から恩恵に変えていこうと思います。
きんとうん