“尊い”
みかんのこれまでの人生には縁遠い言葉でした。
日本語の意味としてはもちろん知っているけど、
自分の中にその感覚はなかったように思う。
ある日の帰り道。
歩道橋を歩いていたら、
うっすらと雲がかかったお月さまが目にとまった。
その瞬間、
あぁ、誰も私のことを傷つけることはできないし、
私も誰のことも傷つけることはできないんだなぁ。
って感じた。
この感じ、感覚はなんだろう?
と思いながらお家に帰ってポストの整理をしていたら、
“尊い”の文字が目の前にあらわれた。
何かのチラシの一部分だったのだけど、
さっきお月さまを見ながら感じた感覚はこれだったんだぁ。
その日以来、少し周りとの関係が変わったように思います(*^^*)
敵なんて本当はいない。
敵を造り出しているのはいつも私自身だった。
みかん