委ねる

委ねることができない
自分でコントロールできなくなることが恐くて
頑張っていることにも気づかないくらい
それが当たり前になっている
そのことをこれでもかというくらい
教えてくれたのが倒立だった
倒立をする時
自分の腕で身体を支えないといけないという
思い込みを手放せなかった
素直に委ねれば楽なのに
『自分のやり方でやりたい』という
ものすごーく頑固な意思力が
委ねることを許さなかった
手首、肘、肩をガチガチに固めて
倒立していたら
誰だって辛い
あっという間に
支えられなくなってしまうのは当たり前だ
その時
掌と大地がぶつかっていることを仲間に教えてもらった
『大地と仲良くなろう』と意識したら
ガチガチに固まった手首、肘、肩の力が抜けていって
倒立していることが楽になっていった
身体の使い方が
自分の生き方をこんなにもはっきりと教えてくれていることに
長い長〜い年月をかけて
やっと感謝できるようになった
『よお〜し もうひと頑張り!』じゃなくて

『リラ〜ックス リラ〜ックス( ´ ▽ ` )』