体験すること

子供の頃、今でも記憶に残る夏休みの思い出があります。お寺で数日間、合宿した、という経験です。朝起きたら、境内の掃除を行い、朝のおつとめを行い、(お坊さんと一緒に、2時間程お経をあげる)、寺にある、大きな鐘を鳴らし、山へ登り、子供でもできるとはいえ、ミニ修行?のような日々がとても印象に残っています。
 
どちらかというと、親と一緒に遊びに行く、というと、映画館へ映画を見に行く、という事がとても多かったので、当時の自分自身にとって、親元を、離れたのがお寺の合宿だった、というのは衝撃的ともいえる日々でした。
 
記憶、というのは、人生を大きく左右していきますが、この体験や、感動を伴った記憶はとても自分自身に深く入っている、と今でも実感します。夏休み、とは、おとなになっても魅力的な(笑)、お休みですが、経験したことを思いだしやすいのは、日常だけでなく、休みの間の体験に対して、これは貴重なものである、と、無意識にコミットしていたのでは、とも思います。
 
 
生きていくということは、自分自身の魂がこの世に体験にきている、ということ。
 
それならば、喜怒哀楽ありつつも、経験できる事に感謝をして、よい経験をしたら、そこから学んだこと、感動したよい事を、関わる人に多く伝えていく、まずは、行っていきたいと思いました。
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