人は自分一人の力だけては生きていく事ができない。
誰もがこの真実を知っていますが、時に、人は、何でも自分自身の力でできてしまうように錯覚してしまいます。
また、自分ががんばらねば状況がよくならない、と、仕事や社会的な立場でがんばっている人ほど、ガチガチに体が硬くなり、肩や腰にテンションがあり、固めた力で何かを為そうとしてしまいます。
でも、この魂宿る肉体も、ご先祖さま、両親のおかげで生まれる事ができていて、神様に生かされているからこそ、今、生き続けることができています。
何一つ、自分だけで生み出すことはできないことばかり。
けれど、姿形は与えてもらったものですが、そこに宿る心で何を為すのかは、自由です。
愛も祝福も、感動も、成長、上達、匠に向かう向上心も、反対に、ネガティブ要素で何かを為すことも、心一つで全てが可能になります。
日々、生活していると、日常での様々な事にとらわれて、その、物事に対する感情反応のみが自分自身であるとついつい錯覚してしまいそうになります。そんな時、飛行機から見る地上のキラキラとした光を見るように、グッと大きな視点で、眺めてみて、今、自分自分が何を為しているのか、その視点を持ち続けたいと思います。
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