みかんの場合

上達のコツはまずは真似ることだと思っています。

愛手の稽古でいうと、宗家を真似る。

まずは外側(形や外見の動き)を真似る。

自分の思い込み、フィルターを外して、
淡々と記号的なことから真似をする。

自分のことを省みても、周りを見ても、
以外にこれが出来てないことがほとんど。

指の向き、腕の高さ、足幅、平行に動いているのか、廻旋しているのか・・・etc

よくよ〜く自分のことを観察してみる。

この時、真似てるつもりという思い込み(幻想(笑))は捨てて、
シビアに観察する。

なんなら、同じかどうか仲間に確認してみるといいと思います。

そうやって外側がなんとかかんとかそれなりにでも形になってきたら、
無理矢理つくっているその形に、自然となるように自分の内側を練っていく。

その過程でも色々な感覚に気づきます。

稽古の時間だけでなく、日々の生活を稽古の場として外側と内側のギャップをうめていく。

そんな風に稽古していると、何年も何年も同じところでつまづくということが無くなってきたように思います。

そして何より、稽古がとても楽しいです。


みかん