否定しないで変える

日常の仕事で様々なクライアントさん、職場の同僚達と関わっていく中で、人に伝えるアドバイスという事の意味を考えました。


必要なアドバイスをその場で、ばっと行う、というのは、簡単ではない、とも思います。
相手を理解して、コミュニケーションをとり、その上で、的確なアドバイスを行う。


自分自身の内面と向き合い、越えると、それはその人の言葉、行動、雰囲気になってあらわれ、人を癒し、進むための言葉に重みや力が現れ、相対する相手に、的確なアドバイスや治療も行うことができます。


その為に、日常の様々な状況で、自分自身に向き合うと、人とぶつかり、受け入れがたいと感じる自分は必ずでてきます。

受け入れがたいという葛藤や、不安や、感情は、呼吸で、動きで抜いて、変えることにチャレンジし、コントロールしていく。

感情をコントロールしていく、という事は、自分自身の課題そのものですが、コントロールするとは、悪い状況の自分を否定するのではなけ、感じたことを受け入れて、中心のよりよい状態に変えるプロセスそのものなのだと、最近、しみじみ感じています。

よくないものを押し込めて、我慢しても、変えられるどころか、いつしか自分がパンパンになり、疲労してしまいます。

感じる自分を許したら、稽古で練磨しているように、中心の心と体に向かって変えていく。
戻していく。自分を否定するのではなく、よりよく変える為に、さらに精進したいと思います。

                                eye