伝える力

ある時、職場の朝礼で、主に新人についてですが、大目に見る、やる気のでる言葉をかけよう、という話になりました。

クライアントさんに何かを伝える時、先輩が新人に伝えるのでも、確かにその通りで、感情的になってイライラしてしまうと、正しいことを言っているにもかかわらず、相手には文句のようにしか聞こえないのでは、とも思います。

ゴールを見据えてお互いに努力すること、人と人がコミュニケーションをとっていれば、自然とあうんの呼吸のようなものは生まれ、伝えるべき事は伝えられるようになってくる、とも思います。


仕事でいうと、相手を理解して言葉を示すことができ、この人と一緒に仕事したいと思ってもらえたら、もちろん、まだその先はありますが、関係はとてもよいものになっている、とも言えます。


施術でいうと、相手の緊張をぬいて、一番症状のあるところを緩和してあげる、という状態でしょうか。


自分自身にあてはめると、稽古でも、人とのコミュニケーションでも、緊張にぶつかった時、自分がそこで、同じように緊張して力んでいると、やはりよくない結果になりますが、

緊張を受け入れて、緩むことができた時、コミュニケーションでは、相手の言葉をまず受け入れて、自分自身がコントロールできている時は、自分の意見や考え方が相手に伝わります。
 
 
ますます、精進を続けながらものごとを伝える力もさらに磨いていこうと思います。
 
                                             eye