心に宿すもの

私自身には、仕事で、小さな子供のクライアントさんを見る機会がよくあります。


子供、といっても、赤ちゃんから、小学校の高学年の子まで年齢は様々で、ひたまとめにする事は難しいのですが、例えば、3歳から5歳くらいの小さなな子は、怖がって泣くこともよくありますが、まったく怖がらずにほぼ大人と同じように治療しても大丈夫な子もいます。


ふと、気がついたのは、泣かずにできてしまう子はなんだかいつも楽しそうにしている、という事です。興味深そうに、色々なものを見ていたりしますが、治療する、という事が苦痛にならず、怖い、ではなく、日常にはない珍しい体験、と認識してくれているようです。


泣いてしまう子は、それとは正反対で、椅子に座る前から嫌がって叫んだりもしています。。


生まれる前からの記憶や、トラウマ、家庭環境などがドライブしているのだろうと思いますが、よくよく違いを感じてみるととても面白い。

その時、心に何を宿しているのかでおきる出来事が変わってくる、とも思います。

興味や好奇心、探究心が旺盛でそれをいつも心に宿していれば、それに見合う、人生はいつも楽しくて、興味深い、面白いものになり、

恐れや怒り、などの感情を宿していれば、人生はいつも大変で、争いや、怖い出来事の多いものになってしまいます。

自分自身が今、発している、波長は?何を思って大切にしているのか?そして、日常で問題がおきた時、自分をコントロールしているか?リカバーできているのか?


楽しんで自分自身を分析しながら、よりよい人生を構築しようと思います。

   
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