甘納豆代一万円

先日、店先の“甘納豆”を見かけ、ふと思い出した事があった。

 

確かあれは、私がまだ学校に通っていた頃の事。

祖父の家に家族で行った時だったかなぁー、、、

 

祖父は、姉にこう言いました。

「Y子(姉)、おじーちゃんは、甘納豆が好きだ。甘納豆を買ってきておくれ。」と。

姉はお店に行って、甘納豆を一袋買ってきてあげ、祖父はホクホク笑顔。

 

祖父は、私にこう言いました。(正確に言えば、私に向かってじゃなく、呟いてた)

「足が疲れた・・・」

私は「じっちゃん、足さすってあげるよ」と言って、遠慮する祖父の足を少しさすってあげました。じっちゃんは、「おお、楽になった」と言ってくれました。

 

そして、帰り際、祖父は私たちにお小遣いをあげてくれと、祖母にこう言っていました。

「Y子(姉)は、甘納豆買ってきてくれたから、3万円あげて、みどり子(私)には、2万円あげておくれ。」と。

 

 

当時の私にとって、2万円は高額なお小遣いでしたので、とても嬉しかったのですが、

ちょぴっと、「甘納豆代、1万円か〜ぃ」と心の中で、突っ込みを入れている自分が(^◇^;)

 

 

その事を思い出し、今は、すごぉーく納得できるなと。

要は、“求められた事に応える事が大事”で、

いくら自分が良かれと思っていても、頑張って何かをしたとしても、

それが求められた事でなければ、応えた事にはならず、

ただ一点、“求められた事をすれば、よい結果になる”のだ。

あの時、姉は求められた事に、ピタッと応えたのであったのだ。

 

てな事を思い出したのだが、

今、このタイミングで、この事を思い出したという事は、意味があるはず(。-_-。)

 

 

「神様から求められている事してますか?」

 

今一度、しっかり自分の行動を省みるチャンスにしよう

 

 

みどりん

 

f:id:nijiiro88:20191009234846j:plain