強いは優しい

本当に強い人は優しい

 
それを聞いた事がある人はいるのではないでしょうか?
最近は、ある物語の中で、目にしました。
 
戦いに日常をおく時代に、ある戦人が、ある武人に問います。それは、相手がとても強いのに、人に優しい、と感じたからのようでした。
 
どうしたら、あなたのように (人に)優しく慣れる?
 
その武人は、俺が優しいかどうかはわからぬが、今まで多くの者を見てきて、優しいとは、相手をよく見ること。相手をよく見るとは強いということ、優しいは強い、俺はそう想う。
 
そのように答えていました。
 
強いからこそ、相手をよく見る余裕と優しさを持てる。それは、リーダーとして、理想的な姿のように思いました。
 
 
子供だった頃、絶対的なリーダーは親でした。育ててもらっている以上、逆らうことはできずに、でも自分の事は理解してもらいたい存在、ともいえます。
 
親にしてみれば、小さな子供がわがままに泣いても、いつか、自分の言っている事を理解してくれるだろうと期待して、成長を見守ります。
 
絶対的なリーダーが人を導く様に似ているように思います。
 
そして、それは神様が人を愛して、生かして、導く様にも似ているようにも思えました。
 
 
私自身も、相手を導くという立場にある時、相手を理解して、発言した時は、相手に聞く耳を持ってもらえていますが、自分自身の感情や思い込みに任せて発言した時は、反発や抵抗などの反応があり、とても苦労した事があります。
 
相手をよく見る、ということは、導くにも、共に過ごしていくのにも、とても大切な事なのだと感じています。
 
 
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