バグには大きく分けて3種類あるかと思います。
1つは
コーディングミス。
つまり、誤字脱字スペルミスのようなものです。
これは、見るからに間違いとわかるので、
比較的簡単に見つけられます。
2つめは
機能的なバグ。
これは、文章でいうと、文法が間違っているような感じ。
主語と述語があっていなかったり、使っている単語が適切でなかったり。
これも、よくよく見ていくと、“間違い”とわかるので、
見つけることができます。
3つめは、論理ミス。
つまり、設計図自体が間違っていたようなもので、致命的です。
文章でいうと、論理的に矛盾があったり、ある部分がすっぽり抜けていたり。
これは、意外と厄介です。
何せ、この論理が正しい!という前提で、すべてを設計し、
正しい!と信じているのから、見つけにくいのです。
これを見つけるためには、どうするか!?
それは、
「間違っている!」
という前提で、一つ一つ丁寧に疑っていく(笑)ことです!
***
これは、人生のバグにも同じことが言えます。
何かうまく行かないことが起きたとき、
あーあのあとき、こうすればよかったな、
と簡単にわかるものは、
上のバグでいうと1,2にあたり、比較的修復しやすいものです。
厄介なのは、
なんでこんなことに!?
というもの。
それは、“自分が正しい!”と信じているので、
とても見つけにくいのです。
じゃあ、
その信じているもの、というのは何でしょう?
今まで、自分自身がうまくいかないことに出会ったときのことを一つ一つ思い返してみると
自分が行った選択は、
こうするべきだ!
という思い込みや価値観から行っているものでした。
しかし、なぜ“こうするべきだ!”と思っているかといえば、
そうするものだと親や先生に習ったから
それが社会規範だから
普通そうするでしょ!?
…
等、どれも、明確な理由がないものばかり。
その選択が正しいかどうかを見極めるには、
「みんなが幸せになるかどうか」という基準でものごとをみること。
すると、物事がうまくいっていないときは、
必ず、その基準を満たしていないことがわかります。
そんな思い込みや価値観を“間違い”と気づくのはとても難しいのですが、
バグと同様、結果がうまくいかないのであれば、
自分の“正しい”を疑うしかありません。
今まで使ってきた思い込みや価値観で出来上がった理論を
「みんながうまく行くかどうか」という基準だけにのっとって変えるのは、
初めとても勇気がいります。
けれど
勇気をもって、一つ変えてみます。
すると、必ずうまくいくのです!
うまくいく、という経験をすると、
一つ、また一つ、と自分の中の思い込みや価値観が崩壊していき、
新しい理論で人生が形成され始めます。
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問題に出会ったら、
バグを見つけて修正する。
淡々とその作業を続けていくと、
必ず人生というプログラムはうまく進みだします^^
きんとうん
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