少し上の果実(^。^)

イソップ童話

【すっぱい葡萄】

 

 

ある日、キツネがとっても美味しそうな葡萄を見つけました。

 

 

「なんて美味しそうな葡萄なんだ!」

 

食べようと飛び跳ねましたが、葡萄は高いところにあって届きません。

 

何度跳んでも何度跳んでも届きません。

 

 

するとキツネは、

 

どうせこんな葡萄は、すっぱくてまずいに決まってる!

誰が食べてやるものか!!」

 

と捨て台詞を残して去っていきましたとさ。

 

 

***

 

 

つい先日、この童話を目にして、

 

 

望む現実が得られない時、

 

私も、

「きっと自分には必要なかったんだ」と自分に折り合いをつけたり、

「本当は、これじゃなく他のものの方がいいに違いない」と誤魔化したり、

してなかったかな・・・?

 

と、ドキッ(~_~;)

 

 

 

物でも現実でも、

少し上にあって、

簡単には手が届かないものを得たい時、

 

このキツネのように、負け惜しみを言って立ち去るのではなく、

 

 

『得られるように、自分を変える』

 

 

ただその事だけが必要なのだと思う。

 

 

 

例えば、

自分で届かなければ、

首の長いキリンさんに、助けてもらったり、

木登りが朝飯前のお猿さんに、手伝ってもらって、

葡萄を取ってもらえばいい。

 

 

そして、

その美味しそうな葡萄を、

みんなで食べる。

 

 

もしかしたら、

一人で食べるのより、数十倍も美味しく感じて、数百倍も楽しいかも(^。^)

 

 

 

みどりん