成長する、伝える

戦闘術を極めて、それを護身術へと応用する、という動画を最近、目にしました。

 
 
女性や子供でも使えるように考案されたもので、動き方は洗練されたものです。
 
動き方で目にとまったのは、筋肉にまかせた反射や力を使ったものではなく、体幹からの柔らかい動き方を主としている事でした。
 
師匠から弟子へとそれを伝えているようで、師匠がマスターと認めた人もいるようでしたが、その基準、というものが、とても興味深くかったです。
 
技が自分自身でできるだけではなく、それを使って発信をしている。その人から、また、別の弟子へと伝っている、それこそがマスター、と言われていました。
 
技を体現するだけでなく、体得している。(自分の中に落とし込んで人に伝えられる)そこまでいくと、マスターとの事で、なるほど、と思いました。
 
今、稽古している、武道でもそれは同じで、伝承していくものの本質はそこにある、とも思います。
 
そのような状態は、体だけでなく、マインドも、マスターと言える心持ちになっている、とも思いました。
 
その師匠が、語るマスターも、そのマインドや熱い思いがある人のようでした。
 
 
自分自身が成長したら、今度は他人が幸せになっていくように、導く。
 
 
自分自身ができていることを、必要な人に提供することは、とても素晴らしいこととも思います。
 
そして、意外にも、自分自身はすんなりできることが、誰かにとっては、とても有用なことだったりもします。もしも、そんな場面に出会ったらチャンスです。だしおしみなく、相手に知識や経験、技術を伝えて、本当に役立つと、関係性が円満になったり、収入にむすびついたり、めぐりがとてもよくなったりします。
 
成長していくこと、誰かに成長に役立つことを伝えること、同時進行はとても有用です。
 
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