私は職業柄、
人に歯磨き指導をすることがあります。
教科書的には、
○○法・△△法・□□法…など
色んな磨き方があるのですが、
わたしはそういう指導はいたしません。
要は口の中の軟組織を傷つけることなく、
しっかり汚れが取れていればいいのです。
大事なのはそこ。
何法で磨くとか、
どの歯ブラシを使うとかは重要ではありません。
極端な話、
“軟組織を傷つけることなく汚れが取れている”
という目的が成されていれば、
何を使って、どんな方法でもよいと思っています。
人生の目的においてもそれは同じで、
○○という結果を出す為に必要なことは、
テクニックや過程ではありません。
ですが中々結果が伴わない時ほど、
ついつい方法や過程を大切にしてしまいます。
そういう時は一度振り出しに戻り、
もう一度自分の目的は何だったのか確認しなおします。
そうやって、
いつも船首が目的に向いているように舵を取り続け、
諦めることなくとにかくその方向に進み続けることができれば、
必ずそこにたどり着けます。
みかん