心の持ち方

ここ最近、大河ドラマで、戦国時代が舞台となっていることもあり、歴史で学んだ武将の事を思い出しました。

そして、ある場面が浮かびました。ある有名な戦国武将が、もとは敵であった老練な、有名な武将を訪ね、自分に仕えてみないか、と口説きに行く場面です。


当時、有名な戦国武将の役に抜擢された若かりし俳優さんは、演技の経験がまだ浅く、演技に悩み、年上の有名俳優さんに相談したそうです。そして、アドバイスとして、リハーサルで (今の演技ではオレは口説けん。本番までに仕上げてこい) と言われ、試行錯誤の末、演技ではなく自分の思いを言葉に乗せて伝えようと本番で挑み、その俳優さんからもOkをもらい、よい場面となったという逸話を思い出しました。
 
私自身も、その場面を見ましたが、確かに想いが伝わるとてもよい場面だったと感じました。
 
 
理屈や計算や、様々な情報もある中で、最も人の心を動かし、響くのは、思いの力がのった言葉であり、誠の心と魅力がある人なのでは、とも思います。
 
 
それが発揮されている時は、仕事でのクライアントさんや、職場の人間関係もスムーズに進んでいますが、迷いや苛立ちがある時は、伝えたい事がスムーズに伝わらない、という出来事がおきます。
 
 
どのような思いで日々を過ごすのか、心の持ち方とは、人生の舵でとある、と感じます。
 
 
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