まあるくなあれ

今までの人生を振り返ってみると、
得意なこと、好きなことを一生懸命やることが多かったことに氣づきます。

お勉強だったら、
自分が得意な科目を専門に学ぶ学校、学科を選んで行きますし、
趣味やお稽古事も、
自分が好きなこと、得意なことを、習います。

その結果、出来上がったのは、
結構な偏りをもった私です(笑)

好きで得意な分野はますます伸びますが、
好きじゃないこと、苦手なことは、ほったらかしですから、
ますます、苦手になっていきます。

でも、それをあんまり疑問に思うことなく生きてきました。

そうやって得意なことを磨いて生きていくのが良いと思っていたし、
わざわざ苦手なことをやって大変な思いをする必要はないと感じていました。


でも、
それを体に置き換えてみると、どうでしょう?

右肩痛いから、左肩だけ使うようにしよう
とか、
左足は動くの苦手だから、右足に任せておけばいいよ
とか

???

そんな体の使い方をしていたら、
どんどんバランスを崩して、
具合が悪くなっていきそうなのが、容易に想像できます。


きゆるぎでは
苦手なこと、今までやってこなかったことに、積極的に取り組みます。

それは、体のバランスを整えるのと同じく
人生のバランスを整えることになるからです。


初めはそれに抵抗を感じることがありました。
やったことは無くても、
ちょっとやってみたかったんだ~♪
ということならまだしも、

イヤでやってこなかったことを
この年になって?
今更?
それができなくても、困らないし。。。

そんな風に思うことしばしば。


でも、体の例を考えてみると、

使っていなった体の部分には滞りがあり、
痛みやコリ、動きが悪い等、様々な症状が出ています。
けれど、その滞りを無くすことで、
症状は軽減していきます。

それならば、使えるようにするに越したことはありません。

実際やってみると、
どんどん健康になり、
若返るのはもちろん、

体ばかりでなく、
今まで使ってこなかった能力や、閉ざしてしまっていた感覚を蘇らせ、使えるようにすることで。
人生に顕れていた問題が軽減し、
今までの人生では考えられなかったような素晴らしい経験が出来たり、
自分の中には無かった世界が広がっていくようになりました。。


年齢を重ねるにつれ、
やったことのないことに取り組むのは億劫になりがちですが、
ノリと勢いでなんとかなっていた若いころより、
むしろ無理がきかなくなる年齢になった時こそ、
今まで使っていなかった部分を使うことによる効果は絶大です!


今、体に使えていない部分があったり
苦手でやってこなかったことがある、ということは、
伸びしろたっぷり!
まだまだ人生拡大する、ということ。

偏った使い方見直して、
心も体もバランスを整え、
人生まあるく拡大していこうと思います(^^♪

 

きんとうん