創造していく

ある、料理研究家の方の料理に対する考え方を聞く機会がありました。

 
お味噌汁についての話だったのですが、作り方に留まらず、料理に対する愛情や考え方の原点、などの話も聞く事ができました。
 
一つのお味噌汁、一つの料理は宇宙も表現している。例えば、具だくさんのお味噌汁、それに、たくさんの具が入っているのは、家族が、子供が喜んで食べてくれて、栄養があるから。(彩りや、味、見た目ももちろん大切ですが)まず喜んで食べてくれる、これでよいのだと話をされていました。
 
自分自身の両手を使って、料理、美味しいものを創造していく、それ自体が面白くて、楽しい表現である、ともおっしゃっていました。
 
 
自分自身で創作、創造していくものは、突きつめるとあらゆる分野において素晴らしく、奥深く、楽しいものなのでは、とも思います。
 
仕事においても、その手を何のために使い、役立てるのか、その奥にある意図や思いは、全ての結果を左右していきます。
 
 全ての状態が揃って、よい結果を導く事ができた時、大きな喜びや感謝に満ちた思いが湧いてきて、自分自身の思いだけでなく、人からも感謝や喜びを受け取る事ができます。
 
 
創造していく、という楽しみ、表現は無限にある、とも思います。望めば、どこまでも匠に成長していく事ができる。神様は、創造の自由を与えてくださり、私達は、大きなプレゼントをすでに持っているのだな、とも思います。
 
 
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