今できる、最高のものを相手に渡す。
それは、成功と成長への道でもあり、仕事、商売繁栄の秘訣でもあります。
彫刻家や大工さんに、作品を創る芸術家に、匠といわれるような素晴らしい作品、仕事をされる方達がいます。彼らは、作品の人物であれば、顔の表情、服のしわ、髪の一筋にいたるまで、風景であれば、彩色の違いや、光の陰影、人目にふれないような細やかな部分まで、仕事が行き渡ります。それは、見ればみるほどに感嘆し感動を呼びます。
もちろん、細かい仕事ばかりではなく、意図的にラフにしている事もあるも思いますが、最高によいものを常に追求し続ける者は、芸術家に限らず、追求し続けた結果、どんな分野においても、心、技、体が、揃った素晴らしいものを、いつのまにか人にも提供できるようになっているのでは、と思います。
私自身も、仕事でクライアントさんに、とても喜んでもらえた時は、今、自分にできるよきものを提示できた時だったな、と振り返ると思います。
さらに上を目指して成長していく、という事に終わりはありませんが、それを目指して、自分自身も匠の世界に近づく事ができると考えると、面白く、興味はつきることはありません。
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