義を見てせざるは勇無きなり

いつも穏やかで優しい宗家。

でも先日、そんな宗家を叱らせてしまうことがありました。

 

 

それは、宗家の目の届かないところで、

宗家が私たちのために用意してくださった大切な道具を、

乱用してしまっていた時です。

 

 

 

『君たち、いま自分が何してるかわかってる?』

 

Σ( ̄ロ ̄;)ガーン

 

 

 

宗家が私たちに与えてくださってるものは、

高額な機材はもちろん、ボール一つ、ボールペン一本でさえ、

私たちが親密さを取り戻したり、境地を養うためのもの。

 

それを、自分のエゴを満たしたり、

仲間のエゴを刺激するために使ってしまっていたのです。

 

 

 

『俺が与えたものをそういう使い方するということは、

神様が与えてくれたものも、そうやって使っているということだよ』

 

 

 

 

でも、その時私は、

本当は気が付いていたのです。

 

これ、違うなって。

 

そんな私を見透かして一言。

 

 

 

『義を見てせざるは勇無きなり。

日和見主義はやめなさい』

 

 

 

ドキッとしました。

 

 

いままで自分のことでも周りの人のことでも、

苦しんでいたり、エゴで暴れていたりしても、

面倒くさいと、見て見ぬふりをしてきたからです。

 

でもそれでは癒し人ではありません。

 

これからは、

気が付いていながら見て見ぬふりな生き方はもうやめようと、

心に決めました。

 

 

 

みかん