以前の私は他人と比べては、
焦ったり、落ち込んだり、憎んだり、投げ出してやめたくなったり、
一喜一憂していました。
いつも心のどこかが晴れやかではなかったのです。
他人と比べているので、
自分の努力でどうにかなるものではなく、
どうしていいかもわからず悶々とする日々を送っていました。
他人と比べても仕方がないということは頭ではわかっていても中々そうは思えません。
まだ塾生ではなかった頃、合宿中に宗家のセッションを受けさせていただける機会がありました。
セッション中はとても気持ちよく、夢うつつ。
宗家の心地よい声でセッションが終了したことを告げられ、
夢から目覚めた瞬間、なんとも自分がショボく思えました。
私が思い悩んでいたことは、
とてつもくだらなく、どうでもいいことだったと心底思ったのです。
その瞬間から心も体もフワッと軽くなりました。
まるで自分に纏わり付いていた何かが取れたかのように身が軽くなりました。
成長や上達する喜びよりも、
出来ない、わからないと言いながら、
ふて腐れることに喜びを感じていたのです。
そして何より驚いたことは、
そのセッションを境に一瞬で自分から涌き出る感覚が、思いが、
ガラッと変わったことです。
人はそう簡単には変われないと信じていた私にとって、
それはにわかには信じがたい衝撃でした。
信じがたいけど、何より自分で体験してしまったので疑いたくても疑いようがありません(笑)
宗家は何をしたんだろう?
私に何が起こったんだろう??
それが私が人生をかけて学びたいと思ったきっかけです。
きゆるぎ祭を目前に、
忘れていた初心を思い出しました^^
みかん