感謝と祝福の心

都会や日常の喧騒は、何もしないでいると日々忙しく流れていきます。忙しいような日常生活を送る中でも、呼吸を整えて耳を澄ますと、鳥のさえずり、虫の声も聞こえてきます。

海の近くであれば、波の音や潮のかおり、砂浜の感触も感じる事ができ、道を歩いていく中でも、木の葉がゆれる音で風の心地よさを感じる事ができます。


古の人達は、天地、海や山、空、誰もが自然の声を聞きながら生活していたそうです。

現在の夜でも明るい電気や、便利な機械も道具も私達の生活を豊かにしてくれましたが、以前のように自然を敬い、尊び、声を聞いて生活していた古代からの知恵や力は、今を生きる人達は少し薄らいでしまっているのかな、とも思いました。

自分自身も、やはり、自然に近いところ、海や山にいる時と、仕事で日々忙しくしている時とでは、体の調子や感覚が変わります。忙しい中でも、それに近く調子を整えられるのが呼吸や瞑想でもあります。

自然の中に身をおいている時は、特に自分自身も、大いなる存在に生かされていて、その一部であると感じる事ができます。


日常の忙しさに追われている時こそ、生かされている事に感謝をし、呼吸して、自然に溶けこんでいる感覚を思いだすと、我力の力ではなく、感謝と祝福の力を出すことができます。それは、宇宙創造の神様が私達に与えてくださった、創造と祝福の力です。
 
感謝と祝福の力は、原点の大きなパワーを生んでくれます。
 
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