知らない恐怖から、知る喜びへ

9月に入りましたが、まだまだエアコンが必要な日が続きますね(^^;


エアコン無しで過ごすなんて、今や考えられない!のですが、
最近、こんな話を耳にしました。


暑くてもエアコンを使わない方、特に年配の方の中には、
本当にエアコンが嫌いなのではなく、
リモコンの操作が難しく、使い方が分からないのを
「エアコンは嫌い」と言っている方がいる
というのです。


確かに、
エアコンに限らず、
最近のは家電製品は機能も増え、
それに伴い、操作も複雑、ボタンもたくさん。

シンプルにスイッチオン、オフだけでない上、
知らずに触ってしまって、
どうしたらよいかわからなくなってしまい、
触るのが怖い!と思う人がいるのも、想像できます。

それがもとで熱中症になったり、命の危険を冒すなんて、
そこまで我慢しなくても。。。
とも思いますが、

それは、自分にとってリモコンの操作が大変ではないからで、

 

人は、
自分が知らないものにとても恐怖を感じるのです。

怖いと感じると、
それを攻撃したり、
自分には関係ない、と距離を置こうとしたり、
興味が無い振りをしたり、
自分から遠ざけ、関係を断とうとします。


例えば、
自分と違う生活習慣をもった人を“変な人”と見なしたり、
知らないことを行っている人を“変わり者”扱いしたり、
逆に、自分ができることをできない人をバカにする、といった行動になって顕れたり、

そういったことは
誰でも身近にあることなのではないでしょうか?

 

でも、考えてみたら、
世界には、自分の知らないものの方が多いのです。

そうやって知らないものを遠ざけていばかりいると、
自分の世界を狭くし、人との繋がりを希薄にし、
小さな世界で生きなくてはいけなくなります。
どんどん不自由になってしまいます。


前述のエアコンの例ように
恐怖心が積もり積もって、
自分を傷つけ、命さえも危険にさらしてしまう事にもなりかねません。


***


どうしたらその恐怖が無くなるか?
それは、
知らない相手のことをよく理解し、仲良くなることです。


知らないことがあるのは、あたりまえのことです。
未知の世界と出会ったとき
それを素直に「どんな世界だろう~(*^^*)」
と、その世界に自分から寄り添っていくと、
昨日まで“知らなかったもの”が、自分の世界の一部になり、
自分の可能性がどんどん広がっていきます。

そうやってどんなものとも繋がりをもっていくことで
自分が成長し、拡大し
自分の中に安心が広がっていきます。

 

そうやって安心を重ねていくことで、

知ることが楽しくなっていきます。

 

 

きんとうん