自然に帰る

草刈り、地ごしら、植林など
作業で山に入ると、国定公園などではないので
トイレはもちろん、ありませんでした。

なので、作業中にそっと現場を離れるか、
「ちょっと自然に帰ってくるね~」と
人目のつかない方へ消えていきます。


ガイドをしていた頃、
「どうしたら野性動物に会えますか?」と、
時々聞かれましたが

あおさが一番近くで、向こうも緊張することなく、こちらも音を出さず息をこらえて等の
努力も全くなく、
気づかれずに動物と空間を共有している、
みたいになれたのは、このまさにトイレの最中で。
汚い話ですみません。

こちらが、とってもリラックスしていて
自然体なので
向こうも気がつかないようなのです。

ライチョウ、この距離ってあり?
こら~、リス達~この距離で遊ぶな~!
恥ずかしいでしょー!!

と、いろんな嬉し恥ずかしの思い出があります。


癒し人養成講座の後半から学べる癒しの武道愛手の稽古をしていて同じような感覚がして思い出しました。(決して漏らしていません。)

目の前の人の緊張しているところをゆるめる為に
繰り出されるこぶし。
見えているのにあまりに自然体のままやってくるので受け手は危険と感知できず、当たってしまう。
このこぶし、受け入れてゆるんでいけば
打たれる前の緊張が抜けていき
楽になっていきます。

自分がこぶしを出す側になると
山でのトイレの時とは勝手が違い
打つぞっ、と まず意識にテンション。
肩にテンション、腕にテンション…。

このテンションを一つずつなくして、
いつも自然体でいつでも相手の緊張を
ほどくことが出来る癒し人になっていきたい(^^)


そういえば、癒し人養成講座の師匠と
山道を歩くと動物に遭遇することが多いです。


外に自然を求めるところから
内を自然体に戻していく道に入ってみたい方は
1月から学べるようですよ!

www.kiyurugi.com