例えば、
炎天下の砂漠で、
食事もお水も底をつき、
何日も歩き続け疲労困憊していた中、
「水不足なので、コップ半分ですが・・・」とコップ半分のお水を恵んでもらったとします。
その時、
「なんだよ、半分しかないのかよ!もっとくれ!」と言うか?
「貴重なお水を一滴でも有り難いのに、コップ半分もいただけるなんて!」と言うか?
“コップ半分のお水を手に入れた”という現象は同じなのに、
意識のあり方が全く違う。
「もっとお金持ちだったら、幸せなのに・・・」
「もっとスタイルが良かったら、幸せなのに・・・」
「大きなお家に住めたら、幸せなのに・・・」
「いい会社に勤める事ができていたら、幸せなのに・・・」
・・・・
こんな風に、ああだったら幸せなのに、こうだったら幸せなのに・・・
と言っているうちは、たとえ望んでいたものが手に入ったとしても、決して、満足しません。
このようなメンタルモデルの人は、あんなにお金持ちになりたいと思っていたのに、いざ、お金持ちになれたとしても、そのうち、文句が出てきます。
コップ半分のお水でも、「有り難い」と言ってみてください。
今、自分に与えられているものに、「ありがとう」と言ってみてください。
それが、今すぐに幸せになる方法です。
いつも、「有り難い、有り難い」と感謝の気持ちでいると、
幸運の風が吹いてきます。
みどりん