差を生む後押し

今の仕事、あおさはあまり苦労なくやってきたのですが、
多くの人が苦労を感じていることをつい最近知りました。

何が違うのか、
管理職の方に聞かれ、
いろいろ観察した結果、
思い当たったのは仕事を教えて下さった方の
教え方の違いでした。

あおさにのこの仕事を教えてくれた方は
「とっても簡単だからすぐに出来るよ☆」と言って教えてくれたので、

そうなんだ、と思ったのです。


ですが、ほとんどの方は
他の方から教わっていて、その方は
「出来なくても気落ちしないで、まずは5割を目指してね」と皆に言っていたのです。

5割出来ればいいんだ、
と思ってしまうのは当たり前で。

そんな最初の後押しが
違うだけで結果は大きく開いてしまったのでした。


コロナであまり周りの人とお話出来なかったことも幸いして、5割でよいという情報も入らなかったので、

簡単なんだ~、よかった~ランランラン~♪と頑張り感なく出来ました。


自分が逆の立場だったら
嘘をついて「簡単だよ」というのは違うと思うのです。
多分、伝わらない。
本当に簡単だと思っている人から
言われたから
そこにのっているイメージやエネルギーを受け取れたのだと。

管理職の方にそのことを伝えると
なるほど、
と。

自分が何か習得したい時、どんな人に教わったらいいかを考えるきっかけになり、また人に何か伝える時、自分がそれを伝えるに適任か考えるきっかけにもなりました。

適任と思えなくてもその役がまわってきた時、まず何をすべきかについても
身がひきしまる思いで
学びの機会になりました。