道しるべ

心と体に基準となる芯を通す、ということはとても大切です。

体の動きに基準となるものを持つと、健康はもちろんのこと、動き自体が洗練されたものになっていきます。

心に基準となるものを持つと、日常の考え方、生き方が変わってきます。
体の基準は、動かしたいところが、秩序よく動かせるのか、全身が連動できているのか、でも知ることができます。
 
それが本当にうまく動かせて、自分自身でコントロールできるようになると、日常で体が疲れづらくなったり、運動に関するパフォーマンスが格段に上がり、洗練された素晴らしい動きもできるようになります。
 
 
それは、体をコントロールすることで、自分自身を、目の前にある現実をコントロールすることでもあります。例えば、今まで、当たり前にしていた日常の動きや癖が、実は身体を疲れさせる動き方だった、ということもあります。
 
思い通りに体が動かせると思っていても、ボールを投げる、早く走る、などのパフォーマンスがよくなかったり、上手い人の真似をしようとして、完全に同じ動きが難しかったり。追求していくと、できそうで、できない事にも気づきます。
 
そして、自分自身の体の硬いところ、動きが悪いところにも、気づいてフォーカスしていていきます。気づいたら、それを踏まえて変化させていきます。
 
 
心の秩序は、自分自身の感情のコントロールがうまくできるかにもよります。
そして、自分自身も周りも全てがよくなる、という祈りと祝福、感謝の思いは、日常の心の持ち方に指標を与えてくれます。
 
 
追求して変化していく、ということに、ここまででよい、と区切りはありませんが、それらは積み上げていく楽しみがあり、成長と成功の道しるべでもあります。
 
そして、自分自身で積み上げてきたものは、目に見えない本当の自信となり宝となります。それは、自分自身も周りの人も助けることのできる最高のツールになります。
 
 
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