腹の力

何事も腹の力で物事をなせるように。これは、武道を学び、稽古する人達の目標でもあります。

腹の力は、胆力、ともいわれ、落ち着いていて、風格がある人のことを、腹のすわった人、と表現することもあります。


腹の力は、力んでつくる筋肉の力を使ったものではなく、体の中心からくる本当の胆力の力です。
腹の力で技をかけると、力強い動きでありながら、無理やり動かす力ではないなで、なぜか、さからうことができずにコロンと返されたりします。

その力を人生で発揮させると、人とぶつからないのに力強くリードしていく、リーダーになっていきます。

それは、今がどんな職業でも、学生でも、性別も年齢も関係なくその腹の力と一致しているほど人生をよりよく変えて進めていくことができます。
 

腹の力は、また、頭の思考と体を動かす時に繋がる要でもあります。
 
自由自在に体を動かすのは、簡単なようでいて、実は反射神経やフィジカルの強さに頼ったものとなりがちです。我力を使わず、腹の力をだそうとすると、最初のうちは脱力してしまい、思ったような力が発揮できないので、自分自身でもびっくりする事も多いです。そして、気がついたらそれを変えるチャンスです。
 
それを変えられた分だけ、自分自身の人生は進みはじめます。
 
 
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