リラックスを目的とした時、よく、肩の力を抜いて、と表現されることがあります。
私自身も、何かをやろうとしたとたんに、それまでは力んでいなかったのに、肩にグッと力を入れてから何かを行っていた事も多々ありました。
ところが、肩に力を入れて、自分の姿勢が整っていない状態で何かを行うと、その逆の状態よりもパフォーマンスが落ちてしまいやすく、自分自身も疲れやすくなります。これは、検証をしてみるとはっきとわかります。
力んで何かを行うことは、緊張状態のまま、何かを行うことでもあり、自分自身のパフォーマンスも下がる原因となりますが、よくも悪くも、目の前にいるひとにもその状態での影響を与えてしまいます。
うまくリラックスしていて、力みがない人が目の前の相手に何かを行うと、目の前の相手のリラックスを深くし、相手のパフォーマンスもあげることができます。
まだ、体に関する学びを行っていなかった頃は、力みを入れなければ、物事をがんばることはできない、と、思い込みを抱いていたこともありましたが、今は、何かを行う時に、いかに余分な力が抜けているかの方が大切、と言うことができます。
また、余分な力が入らない、リラックスした体と心の状態をつくり続けていくことは、パフォーマンスをあげることでもあり、自分自身がさらに健康であるための秘訣でもあります。
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