治療のお仕事をし始めの頃、
徹底していたのが、
“めったらやらに謝らない”
という事でした。
“先生”という立場を確立する為と、
もし何か問題が起こって、裁判などになった時、不利にならない様に。
その当時の自分を振り返ると、
なんとか、“先生”という役になりきり、
なんともまぁ、高飛車な施術家だった事でしょう。。。
そんな私が、
喜柔生治療院で働かせていただく事になり、
それから、数えきれない程たっっっくさんの事を学ばせていただきました。
そこで、私が一番初めに教わったのは、
“誠実さ”
です。
昔のやり方を引きずっていた私に、
『患者さんと誠実に向き合い、
謝るべき時に、誠実に謝る事』
は、私にとって驚きでした。
私とある患者さまとのやりとりで、私の「どうみてもこちらに非はないでしょ!」という態度を否め、
そこでみせていただいた、
院長のなさった行動に、本当に衝撃を受けました。
「ああ、こんな治療家になりたい!」
そう強く思いました。
(その後、その患者さまは、院長の大ファンに^ ^)
それから、変に自分を卑下して「私が悪うございました」と平謝りする訳でもなく、上から目線で「私は悪くないけど、謝ってあげる」態度を見せる訳でもなく、
どんな時でも、患者さまと真摯に向き合い、どこまでも誠実に接しておられる院長の真似をしています。
喜柔生治療院で、たくさんの患者さまと同じように、
私も、人生を救ってもらった一人です。
そんな素晴らしい喜柔生治療院も、
明日が、16回目の開院記念日。
本当におめでとうございます。
そして、
本当にありがとうございます。
みどりん