自ら手を伸ばして

 


先日ある動画を観ました。
巣立ったばかりの幼い鳥が、初めて獲物を捕ろうとしている動画です。

地面を這う虫を見つけた鳥。
虫に近づいて行って、口を大きく開けるのですが、
なぜか食いつこうとしません。

当然、虫は必至で逃げます。
すると、また追いかけて行っては口を開け、
虫が逃げるとまた追いかける。。。

そんなことの繰り返し。
一向にに餌にありつけません。


いったい何をしているんだろう?


巣にいたときは、
お腹がすくけば、口を開けてさえいれば、親鳥が餌を運んできて口に入れてくれていた
だから、一生懸命大きく口を開けて、
餌が入ってくるのを待っているのだそうです。


***


私もあんな感じなのか。。。


どんなに有難い獲物が目の前にあっても、
自分で啄まないと取り込めないのと同じように

どんなに成長や成功のチャンスが目の前に顕れても
手を伸ばし手掴まないと
成長も成功もしない

そうやって、
目の前のチャンスを見す見す逃しているんだ

そう思いました。


餌を口にまで運んでもらっていた雛から
さっさと卒業して、
自分で獲物を捕らえ、成長の糧として生かし
世の中に羽ばたいていきたいと思います。

 

きんとうん