明るい未来

大好きな場所に行くと

小さな木が
そこを囲むように
植えられていました。
 
こんなのを見せられたら
時間旅行が止まりません。
10年後、20年後、30年後…
その木が育ち
その場所を覆い
伸びた枝に咲く花は
訪れる人の心を揺さぶるのだろうな。
 
目を閉じて創造して
満開の花の下を
満喫して浸って。
 
今に戻って目を開けると
小さな木に少しだけ花が咲いていました。
 
この先、すごいことになるからね
 
とその木に言って別れました。
 
そして、ふと、
師匠はこんな風に私たちを
みてくれているのかもしれないな
と、思いました。
 
同時に人に対して
この心がない自分に
氣がついてしまいました。
 
本当にない、わけではない
忘れてしまっているだけで
蓋をしただけで
きっとある。
 
それを早く自分のなかからみつけ出して
是非とも感受したいものだ!
鼻を鳴らして思いました。