サナギのなかは


あおさが最も苦手だった生き物です。
でも、何故でしょう?
かなり歳を重ねた今、少し好きになりました。
興味を持ってはじめて気になったのは
サナギの中身ってどうなっているの?
ということ。

自然解説員だったのにちゃんと調べたことがなかったのです。

あらためて調べると、サナギの中は
生命活動に必要な器官だけを残し、あとは酵素で溶かされて新しくつくりかえられるカラダの栄養になっていくのだそうです。

人にもこれに似たような変化があるように思います。

あおさは一時引きこもっていました。
私って何なんだろう…、と。

お仕事もしていたし、人にも会って話もしていましたが、
引きこもりっておうちから出て来ないことだけが引きこもりではないんです。

心のシャッターはガッチリ閉めて
つくり笑いでお仕事することも
実は案外簡単で。
でも、もちろん楽しくない。

誰か氣がついてなんとかしてよ!

な~んて心のどこかでは思っていて、
なかなか傲慢で、かわいげゼロ。

自分で変わる氣がないですから

サナギのように変化していくことは
ありません。

そんなこと、いくら続けていても
停滞するばかり。
幸せにはなれないですし、
でも、それに氣がつき
変わりたい、幸せになりたいと願ったら
必ずそのように促されていきます。

あとは自分をつくり変えていくことを
恐れずに何度でもサナギから蝶になることを選びつづけていくだけです。

芋虫から蝶になるチャンス☆

蝶になるぞ、幸せになるぞ、
と決めて
自分の内側をみつめていきます。

あおさは、何がトリガーになって
心のシャッターを閉じたのか、
その時どう感じたか、
自分の内側の声に耳を傾けて、
最初にそこに引き金をつけたのは
いつだったか見つめ直し、
今まで何度も使ってきたその引き金を
愛を持って外していきました。


自尊心を傷つけられた~とか
もっとこうして欲しかった~~とか
ズルい!とか
自分の内側はえらく子どもで(笑)

生命活動に必要なもの、
なくしてはいけない魂やそれにまつわるものは残して、
幸せになるために、こだわりなく
とかしてつくりかえていきます。

そうするといつか羽を開き心を開いて
本当の大人、
大人物になれるのでしょう☆

ある日のこと
?、!!誰かと思った!なんかいつもと違うね~

とあちこちから声をかけていただきました。
薄皮一枚くらい剥がれたかも、しれません。

心と体の癒し人養成講座www.kiyurugi.com