癒されよう!


あるとき、気づいた。
私って癒されたくないんだ!

***

言葉では癒されたいって言える
でも
「自分を癒すのが好きです」
そう意乗ろうとすると、
すごく嫌がっている自分がいることに気がついた。

つまり
「私はこんなに癒されたいと思っているのに、癒されない」
っていう文句が言いたかったんだ。

だから
本当に自分が癒される出来事に出くわすと、
拒絶する。

怒るのはもちろん
悲しくなったり
やる気がなくなったり
ひきこもりたくなったり

目の前に起こることは、すべて文句の材料にしようとしていた。


そういえば、
ほんとうに嬉しい出来事があると
なぜか涙が出てくることがあった。
うれし涙といえばそうなのかもしれないけど、
なんだか、手放しで喜んでいないような、不思議な感覚だった。
それはこの「癒されたくない」自分の“くやし涙”だったんだ。

***

頭では自分は癒されたいと思っていると信じているから

こんなに癒されたいのに、なんでこんな目にばっかり会うんだろう?

と、思っていることと、現実とのギャップはどんどん広がっていくばかりだった。

癒されたいとおもっていないから
何をやったってうまくいかないのも、成長しないのも当たり前。

そして、自分が癒されることを拒絶していたら
人を本当に癒すことだってできるはずない。


癒されることを許そう
癒されることを好きになろう

やっとそう取り組み始めることができた。

そうすると、目の前におこることの受け取り方が
ちょっとずつ変わってきた。

そうか、受け取るってこういうことか。


新しい年
どれだけ自分を癒せるか
楽しみ(*^^*)


きんとうん