ケチをやめる

今まで自分がケチだなんて思ったことはなかった。
周りにもケチだなーと思う人はあんまりいないと思っていた。
だから、宗家に「ケチなんだよ」っていわれても、ピンとこなかった。

でも、良く考えてみると、
「使わないでとっておく」
「知ってるけどやらない」
「分かっているけど言わない」

っていうことをよくやっている。

例えば料理してても
「全部使わないで、半分残しておこう」
とか
ものでも
「いざというときのために」
ととってあったり(^^;

でも結局使わないうちに無駄にしてしまうこと、多々ある。

日常のちょっとしたことでそうだから、
人生の大事な場面で気前よく使えるわけが無い。

ここでもあそこでも
あ、また出し惜しみした!
気がつくと、そんなことばっかりだ。


今でなくても…
今度機会があったら…
そうやって機を逃して受け取らなかったもの、与えなかったものがたくさんある。

「もったいないからとっておく」
「めんどうだからやらない」
「いまじゃなくても」

その時その時、いろんな理由は思いつくけれど、
結局全部、人を栄えさせることより大事にしていることがあるからだ。

与えたら失ってしまう
人を栄えさせたら自分が損をする
人の成功が許せない

その「出し惜しみ」の訳をひとつひとつ見ていくと、
そのもとになっているのは自分が隠し持っている文句や恐れ
出し惜しみが多いっていうことは、それだけ文句が多い、恐れていることが多いっていうことだ。
そういえば、ケチをつけるって文句言うってことだ(^^;

文句や恐れすら、全部出さずに隠そうとして出し惜しみしているんだから、どれだけケチなんだ(>_<)

もっているもの
知っていること
できることはもちろん、
文句や恐れだって、何でも出し惜しみしないで、全部出し切る。

「また今度」や「いつか」っていう機会はない。
だから今できることをやり尽くす。
受け取れるものは全力で受け取って
与えるものは全身全霊で与える。

そう思っていたって、
100%なんてなかなか出しきれない。
セミナーで習ったように
頭で思っているだけじゃなくて 
まずはお腹の中の文句を、自分も周りも栄えさせたい
そういう弥栄の気に書き換える。
全身をその気で満たす。

その気で満たされているから、
だれかが困っているとき、
考えなくてもさっと手が出るしパッと動ける
必要な言葉が出てくる


出し惜しみってあからさまな文句じゃないけど
実はとってもヤバい(;゜0゜)
手も足も口も、知恵も魅力も
使えるものはすべて使って速攻脱ケチ^^



きんとうん