感動する作品

とても、素敵な映画を見てきました。
 
それは、映像も音楽も美しくて、何より、ストーリーが情緒深く、心に染み渡る素晴らしいものでした。
 
 
ストーリーの中には、神秘的な要素もいくつか含まれていて、ある、言葉の響きにとてもドキッとしました。
 
『むすび』という言葉の意味合いについてでした。何かを繋げる結び、紐で結ぶ、という事の他に、古くは、地域の氏神様のことも、ムスビ、と呼ばれていたそうです。そして、水を飲むことも、魂と肉体とのムスビ、である、と。日常生活さのものが、そうである、とも。
 
 
むすび、とはまさに、日本の太古の昔からある、奥深い言葉の一つだったのだな、とあらためてその時に感じました。
 
物語は、時系列を通りこして、過去と現在と未来に続く、不思議な美しさと、自然の美しさに満ちている中に展開されていました。
 
日本の言葉は、一つの言葉から、いくつも意味が生まれる、という、おそらく、世界でも摩訶不思議な、趣のある言葉だと思います。この、物語には、その神秘的な要素がとても素晴らしく盛り込まれていて、とても深く感動しました。
 
 
最近、忙しく仕事をしていた事もありますが、芸術、実りの時期である、この秋に、季節の彩りや、身近な言葉をみなおして、感性も高めて、芸術面で、自分自身も誰かに感動してもられるようなものを創りたいと思いました。
 
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