ダンス、ダンス♪

先日、インターネットで面白い動画を発見しました。
 
ダンスが踊れるお笑いのタレントさんが、日本の宝、和製マイケルジャクソンとも称される、アーティストのコンサートで、最高峰に難しいとされるダンスを、コラボレーションで踊ることになり、コンサート当日までをドキュメンタリーで追っていく、というものでした。
 
 
そのタレントさんは、もともとブレイクダンスが得意で、他の音楽のアーティスト達とも共演して、ステージを何回か成功させていますが、今回の最高峰に難しいとされるダンスに参加して一緒に踊ることは、本当に凄いと思いました。
 
 
振り付けは、動きも細やかで、世界レベルのダンサー達ですら、最初に踊る時はとても苦戦したりするそうです。そんな中、タレントさんは、世界的なダンサーに振り付けを教えてもらいながら、どんどん吸収し、その努力や完成度の高さは、ダンサー達も舌を巻くほどだったようです。
 
 
途中経過もドキュメンタリーされていましたが、いくつも種類の違うダンスを、踊っていく様子は、本当に素晴らしくて、凄いです。
 
練習に要した時間は二ヶ月、だそうですが、タレントさんは自分自身の番組の撮影などもこなしながら、カメラがあってもなくても、スタジオでも家でも(おそらく体に覚えこませるまで)練習し、努力して、まさに、プロだな、と思いました。
 
そして、コンサート当日、最高峰に難しい、とされる、無音ダンス(音楽なして、アーティストやダンサー達が息をそろえて踊る演出)も、見事にこなし、他の楽曲でも、いくつものダンスをこなし、音に乗って、勢いにのって、会場は、熱狂と喜びの状態となりました。
 
お笑いのタレントさんだけあって、かっこよさ、だけでなく、随時に笑いの箇所がありましたが、まさに、素晴らしいエンターテイメント、と思いました。
 
後に、一緒に参加したダンサーさんの感想よると、最初の出番は、無音ダンス、これは、音がなにもかもないぶん、ステージでは静かで、緊張感が増します。練習で踊れたとしても、いざ、本番で成功させてしまうには、その緊張感に打ち克つための、場数の経験や、強いハートがなければできない。ダンサーではないのに、これを成功させるのは、本当にすごい、プロ意識、とのコメントを読みました。
 
タレントさんは、基本的には、お笑いの方なので、苦労したことでも、まわりを笑わせてしまうネタに変えてしまうような方ですが、努力を成功に繋げるために、ほんとうに、地道に何度も何度も、頭ではなく、体がダンスを覚えるまで繰り返し練習する、その努力が本番で成功させる強いハートをつくっているのかも、と思いました。
 
努力し続けることは、才能だと思いますが、成功させるマインドには、間違いなく、それが含まれているのでは、とも思いました。
 
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