不覚にも、不覚にも、超不覚にも、
帰り道、絡まれてしまいました。
そんな出来事を引き起こしてしまったのは、自分です。それは、本当に恥ずかしい失態です。
その日、私はヒト気のあまりないホームで電車を待っていると、先程から後ろを歩いていた男性が、話しかけてきました。しばらく、合図ちもそぞろに知らんふりをしていたのですが、突然、私の手首を掴もうと、腕を伸ばしてきました。
とっさに私は、相手の手をバチンと払いのけるでも、ビクッと固まるでもなく、相手の掴みかかってくる速度と、相手の行きたい方向に合わせて、スーっと手を移動させました。
そう、いつも躰塾で練習してる通りに。
「相手が手首をホールドに来るのに対して…」
何度も何度も練習してきた事です。
そして同時に、呼吸すると、自然とお腹に意識が集中してきて、足は大地を捉え、どの方向にもすぐに動ける、“ナチュラルスタンス”に。前を見据えたまま目の奥にグッと力を入れて、心の中で、
「これ以上は、絶対に入り込ませないからね」と言いました。
すると、相手は態度を変え、「失礼しました…」と、去っていきました。
宗家が躰塾で「もし、こうゆう状況になった時に…」とおっしゃるのを、いつも「そんな状況になんか、なる訳がないですよ〜」と思っていたのですが、
そんな考えが、この日で、一変しました。躰塾でやっている事の重要性や、実践で実際に役立つという事を、実体験をもって痛感しました。
躰塾で教わっている事は、ぜったいに、ぜったいに人生で役立ちます！！
この事を、声を大にして言いたいです！
でも、最も大事な事は、
この日の私のような現実を、起こさないという事です！！！
この現実をつくり出してしまった、自分の意識をしっかりと見つめないといけません。そして、自分も相手も深く癒していきます。
躰塾を教えてくださる宗家に、改めて、心より感謝いたします！
躰塾やってて本当に良かった！
もっともっと練習して、心や体にしっかりと染み込ませていきたいと思います。
みどりん
