「許す」っていうことが、なかなかわからなかった。
許そうとすると、その裏に、必ず裁きがあった。
こんなことされたけど、許そう
これは納得いかないけど、許そう
こんなことしちゃったけど、許そう
…
許しているようでいて、その陰で
「間違ってる」
「これは悪いこと」
って裁いていた。
だから、許すっていうことに対して、どこか引っかかりがあった。
でも、本当に許すっていうことは手放していくっていうことだ。
こんなことされた、っていう恨みは
ふつうこうするよね
っていう自分の期待に応えてくれない相手への執着
その執着を手放すと、恨みがなくなる
だから許せる
こんなことしてしまった、っていう罪悪感は
“こんなこと”が悪いことだっていう、いつかどこかで自分が決めた思い込み
そして、その“悪いこと”をしてしまった自分は裁かれなくてはいけないという自分への裁き
だからその思い込みを手放すと裁きがなくなって許せる
そして癒される
そんな自分の中の期待や思い込み、決めごと
あまりにあたりまえになりすぎていて、なかなか気づけない
だから
「許せない」って思ったら
それを手放すチャンス!!
その裏にある
期待や思い込み、決めごとを見つけて、思いきって手放して、
裁きを無くして
許していこう
きんとうん