立春を過ぎたある日、
散策をしていると、
“水琴窟*”を見つけました
*“水琴窟”とは、
縁先に置かれた手水鉢や庭先の蹲踞(つくばい)から溢れた水等を利用して、微妙な音を響かせるという日本独自の風流な仕掛けのことをいいます。その音が、琴の音に似ていることから水琴窟と呼ばれました。
なんて、いい音なんだろう…
暫く、しゃがんで音に聞き惚れてしまいました
私が発する言葉や、
私が発する物音は、
どんなだろう
ガチャガチャ、ドタバタ、キリキリしているかもしれないな
物静かで心地よく、聞けば、心の中に綺麗な水紋が広がるような、そんな音を奏でたいな
水琴窟から聞こえてくる、澄んだ美しい音を聞きながら、
こんな音を発せられるようになりたいな…と、
身体に波紋を広げてきました
みどりん