夢の扉

「嫌いな所に宝物がある。」

とはよく聞きますが、

そう言われても嫌いだからやりたくないし、やろうとも思えない。

あかべーはこう見えて(?)細かい作業が好きで、小さい頃から何かを作ることが大好きでした。

それも、自分で想像したものを作ることが好きで、工作も、裁縫も、料理も歌を即興で作ってみたり。

食べる間も寝る間も惜しむほど
没頭している時期もありました。

しかし、
大っ嫌いなことは、絵を書くこと。
特に写生でした。

何かを見たまま描く。
画用紙の配分から、色合いから、もう、すべてが下手くそ。
なんてつまらない。

小学校の写生会でも、
五重塔が六重塔になっていたり、
お友達を描くのも首がやたら長くなってしまったり(笑)

とにかく大っ嫌いで、出来上がったものを見れば腹が立ち、
だから才能がないんだなって諦めた。

先日のきゆるぎ大祭の、富士山で、触れ合った数々の自然に感動した事をきっかけに、
最近の秋空、夜空や、草花など、神秘的に感じる深さが増したと共に、
「もう二度と見れないこの景色を見たまま感じたままに描き残してみたい、
その絵に生の魅力そのままが出せるように描きたい。」
と、自然に思っている自分がいました。

しかし、
自分の絵の下手くそさの記憶が蘇るのですが、
なんとなく今なら出来そうな氣がしました。

あの空、あの夜空、あの花、
早速初めました。

「楽しい。」

好きなモノ作りと変わらなく楽しい。
それは、下手かどうかなんてどうでも良かった。

《そっかー出来ないから嫌いだったんだ。
出来ない=嫌い=才能がない。
と、勘違いして、才能をもって生まれなかった事をいろんなもののせいにしてきたんだな》

そんなことがわかったら、
昔一度は諦めた夢を取り戻したような氣がした。

才能を開花させるために素直な心と、器用な身体になりたいな(⌒▽⌒)

だからきゆるぎセミナーも躰塾も有難い。


あかべー