何はなくとも感謝

目の前の人を助けたい、癒したい、と思って何かしようとしても
なかなかいうことを聞いてくれない
そんなことがありました。

相手を裁きたくなったり
諦めてしまいたくなったり

でも
そのとき、
自分はその問題をどうやって解決できたのかな?
どうやって癒されたのかな?
思い返してみました。

すると、
そこには必ず、たくさんの“おかげ”がありました。

気づかせてもらう機会が与えられ
導いてくれる存在があり
心折れそうになっても支えてくれる力がありました。


その数えきれない“おかげ”に、自分は本当に感謝しているだろうか?
自分だけの力で乗り越えたと、勘違いしていないだろうか?


自分の力で越えた、と思っていると、
その経験をどう扱おうと、自分の自由、と思ってしまいますが、
自分の力では絶対に越えられなかった
癒される機会をいただけることが、本当にありがたいことだったんだ
そう思い直してみると
深い感謝が湧いてきて、
そのと尊い経験を粗末にできない、
相手を裁いたり、
あとは本人次第、と諦めてしまうことなんてできない

自分がいただいたように、
目の前の人にも癒される機会をなんとかつくれないだろうか?
そんな風に、思いめぐらせるようになっていました。

そして、その感謝から行ったこと、伝えたことは
その人を動かし、良い状況に向かっていくようになりました。


裁きそうになったり諦めたくなったりするときは
感謝を忘れていないかな、
その原点に立ち返り、感謝の気持ちから目の前のことに取り組んでいこうと思います。



きんとうん