目の前の人を助けたい、癒したい、と思って何かしようとしても
なかなかいうことを聞いてくれない
そんなことがありました。
相手を裁きたくなったり
諦めてしまいたくなったり
…
でも
そのとき、
自分はその問題をどうやって解決できたのかな?
どうやって癒されたのかな?
思い返してみました。
すると、
そこには必ず、たくさんの“おかげ”がありました。
気づかせてもらう機会が与えられ
導いてくれる存在があり
心折れそうになっても支えてくれる力がありました。
その数えきれない“おかげ”に、自分は本当に感謝しているだろうか?
自分だけの力で乗り越えたと、勘違いしていないだろうか?
自分の力で越えた、と思っていると、
その経験をどう扱おうと、自分の自由、と思ってしまいますが、
自分の力では絶対に越えられなかった
癒される機会をいただけることが、本当にありがたいことだったんだ
そう思い直してみると
深い感謝が湧いてきて、
そのと尊い経験を粗末にできない、
相手を裁いたり、
あとは本人次第、と諦めてしまうことなんてできない
自分がいただいたように、
目の前の人にも癒される機会をなんとかつくれないだろうか?
そんな風に、思いめぐらせるようになっていました。
そして、その感謝から行ったこと、伝えたことは
その人を動かし、良い状況に向かっていくようになりました。
裁きそうになったり諦めたくなったりするときは
感謝を忘れていないかな、
その原点に立ち返り、感謝の気持ちから目の前のことに取り組んでいこうと思います。
きんとうん