自然解説員になった時、
「はい」と
デジカメとルーペを先輩が
ポーンと下さった。
今はスマホで何でも撮れる時代
でも当時はガラ携で、
デジカメを持っている人も少なかったので
とにかくビックリした。
「あった方が絶対いいから!」
とポケットマネーで、
どちらも良いものを
「はじめまして!」の
会ったこともない私に。
お陰様で山に登る通勤時間も
帰り道も、
いつでも仕事を沢山できた。
楽しかった。
人の自然に関わりたいと
山の仕事から離れる時、
後輩にカメラとルーペを譲って後にした。
振り返ると、助けてくれる人に
いつも恵まれてきたな。
先日、落っこちそうになった時
施術の予約が続けて舞い込んだ。
また自分の方が助けられてしまった。
立て直すきっかけを
お客様からいただいた。
受け取ったものは
必ず巡らせていこうと思った。