気がつかないところでね

洗った毛布をたたんでいると、
角のところに糸のわっかがついていました。

買ったときの値札のひも、はずすの忘れたのかな?
そう思って角を合わせると四隅の全部に糸の輪が作ってあって、
それが何か気がつきました。

毛布の毛に弱かった私用に、
母が毛布にカバーをかけてくれていたんだろうな。
多分、糸のわっかは、カバーと毛布の四隅を合わせて結ぶためのもの。

こんな風に気がつかないところで
いっぱい愛されている。
母はもちろん、
いろんな存在に、いろんなかたちで。

その愛を感じてみよう。
そして一つになろう。

そうして一つになって
一つのまま動き出そう
感謝をこめて

あおさ