仕事場でどよ〜んとした時間を過ごしていた。
その場所から卒業すると決めてから、やりたくない感情とやらなければならない現実の狭間で大切なものを見失っていた。
頭でわかっているけど気持ちが受けつけないのだ。
逃げる事ばかり考えていた。
そんな様子の私を見かねて仕事の仲間が話をしてくれた。
「今のままの気持ちでいたら次に繋がらない。
一人で施術するのではなく、クライアントさんと二人でよくなる方向にむかえばいい。
良くなってもらいたい気持ちが大切。
上手くいかない時もあるけれど、そんな時は、また近いうちに来てくださいと祈る。こんどは必ず良くしますって…」
真摯な言葉に私の心にかかっていたモヤモヤがあっという間に晴れた。
感謝の気持ちが溢れてきた。
危なかった!!
このままだったらいつもと同じ。
中途半端な気持ちで終わっていた。
一瞬一瞬を大切にしていなかった。
私の心の深いところの心のさびがうごめいていた。
良くなるためにしているつもりが逆さまの気持ちでしていると気付く物事がたくさんでてきた。
神様からのプレゼント…
大切にしなくては。
紫音