人生はパラドックス


先週は「有る」ことについて書きました。
有ることはとても素晴らしい事です。
満たされていて安心します。
しかし、昔の偉い人達はこぞって「無い」方がいいと説いています。
「無の境地」「無我夢中」「南無阿弥陀」など、「無い」方が良さそうに思えます。

少し話が変わりますが、先日施術させて頂いたクライアント様は、まだお若いのですが、お話しを伺っていると私より確実に成功されていらっしゃる方でしたので、興味深くお話しを伺いました。
私はその方に「さぞかし毎日お忙しいのでしょうね」と伺うと、「いや、私は基本的にスケジュールは空けておきます」と仰いました。でないと、急に大きい仕事が入ってきても対応できないからだそうです。
私はなるほど〜、ビンボー暇なしとよく言ったものだと思い知らされました。
仕事に限らず、豊かな人はスペースを空けておき、受け取る流れをつくっています。
逆にビンボーな人は予定をびっちり入れて流れを止めているんだと思いました。
びっちり入れる事で安心するという…^_^;


最初の話しに戻りますが、昔の偉い人達は有る事を知っているから無くて大丈夫なのでは?
絆も同じで繋がっていれば離れていても大丈夫、会わなくても大丈夫なのかなって思いました。


紫乃