調和の中の美しさ

夕方、友人と一緒に歩いていると、ちょうど夕方の夕焼けに遭遇しました。
 
 
水平線はオレンジ色、空に向かうにつれ、オレンジは少し薄まり、淡い黄色から、濃い水色へ。太陽が水平線に沈むまでの、ほんの一時の、黄昏時。
 
 
そして、水色から、濃い空色へと変化をし、空には、金色の細い三日月。
 
美しい配色と、空の色に感動しながら歩いていました。
 
もともと、日本は、四季という、季節の移り変わりがあり、それぞれの季節で、一日の時間帯でも、注目するものが変われば、美しいと感じるとのが変わるのかもしれませんが、
 
有名な古典に、秋は、夕暮れ、(秋は、夕暮れ時が美しい)と、謳ったように、きっと、このような、空に感動して読まれたのでは、とも思いました。
 
そして、いつも思うことですが、太陽も、月も、空も、それぞれが調和を持って輝いている、ということ。
 
地球は、ほんの少しの地軸に傾けながら、その軌道をまわり、地球の命を育み、まもりながら、まわっています。
 
軌道をはずすことなく、速度を変えることなく。自然の秩序に従いながら。
 
 
ほんの少し傾きや、自転の軌道が変われば、今の地球環境は変わってしまう、とも言われています。
 
調和にそった、美しさが、自然そのもの、とも言えるかもしれません。
 
例えば、芸術の世界も、全体と調和しながら、美しくあるような氣がします。
 
私自身も、創造の力を発揮したいという時は、そうありたいと思いました。
 
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