あるとき、師匠からこんなお言葉をいただきました。
「あれやってごらんって言ったのに全然やんないね」
「え?やりましたけど。。。?」
「やりましたって、1回だけでしょ?
やり続けるの。」
「え”−っ?そうだったんですかあ???」
「…」
1回やって、ほら、言われたとおりにやったでしょ、
もうやらなくていいよね、
無罪放免、って。
全然その課題の意味が分かっていませんでした(^^;
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これやってごらん、っていわれたこと、目の前の課題、
まずやる。直ちにやる。
それが第一関門。
第一関門を突破したら、
やり続ける。
これが第二の壁。
自分のできること、やりなれてることだったら
ぱっとできるかもしれない。
でも、苦手なこと、嫌いなことは
まず第一関門突破するのが大変。
そして、それをやり続ける。
好きなこと、やりなれてることでも
自分の体調や感情に左右されず、
いつどんな時でもやり続けること、やり続けられる状況を創り続けることはやっぱり大変。
続けられない、続けたくない自分を変え続けていかないといけない。
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瞬発力と持久力
瞬間的に爆発させる力と貫く力
産み出す力と産み出し続ける力
人生を創っていくためには、この二つの力が欠かせない。
それを、セミナーや稽古で教えていただいたことをフル活用して養っていく。
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初めっからそんなに難しいことを要求されるわけじゃない。
初めは本当に些細なこと。
でも些細なことをバカにしないでちゃんとやってみる。
すると、自分にはどちらの力が足りないのか、
何が必要なのか、わかってくる。
師匠に言われたこと、目の前に顕れた「これやってごらん」
は、そのためのチャンス!
そのチャンスを大事にしていくと、
いつの間にか壁を越えられ、人生を創れるようになっていく。
きんとうん