感性を磨く

感性を磨くこと
 
これは、学生時代にバイトをしていた場所のオーナーが口ぐせのように言っていた言葉です。
 
材料を使うのに、もちろん節約の意味もあるのでしょうが、ぴったりの量で美しく使う、よい仕事をするのには感性が必要で、それを磨くことでそれがなされる、という考えをされてました。
 
 
その言葉を、最近、今の勤め先の上司からも聞きました。上司は、もともと写真が好きだったけれど、忙しかったので最近久しぶりにはじめた、と言われていました。
 
若い後輩に、
技術をあげるにはどうしたらよいですか?
 
と質問された時に、感性を磨くといい、と答えたと言われていました。
 
そして、写真を撮りながら、そのやりとりを思い出した、とも言われていました。
 
面白いことに、学生時代と、今の上司、どちらも感性を磨くことはとても大切な事なのだと言われています。
 
感性とは、五感の感覚と、生き方に関する考えや行動そのものでは、と思いました。
 
 
私自身、指先の感覚が仕事の成果につながる、ということもありますが、その感覚を研ぎ澄まして養っていくのは、どこまでも追及し続けて、仕事だけでなく、物事や人生に対して、上手く匠になっていきたい、とも思います。
 
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